2018年3月26日月曜日
たられば
羽生善治が100個目のタイトルをかけて名人挑戦者になった。
ほとんどの棋士がひとつもタイトルを取れずに引退するのに
羽生は30年間トップランナーだ。
スポーツ、芸術、ミュージシャン等々にあまたの天才たちがいる。
その中でも羽生善治はまったく規格外の別格だ。
この一番という戦いは、神がかり的にほとんど勝っている。
その反対にこの戦いに勝っていたら随分違った人生に
なっていたという棋士も数多くいる。
将棋だけでなく人生に言えることだが、
あの時、勝っていたら、成功していたら・・・はよくある「たられば」だ。
ただ、将棋界をみていると棋士になるのは年間4人と非常に
狭き門で、日本中から天才と言われている少年が奨励会(将棋の育成所)の
試験を受け合格した者がまずプロ棋士への道のスタートラインに立つ。
そして多くの少年が挫折して25歳の年齢制限でプロ棋士になることに
挫折して奨励会を去る。
しかし、小学生の頃から将棋漬けの人間が社会に出て何ができると
言うのだろう。
その時25歳の青年は思う。「棋士を目指した奨励会の試験に落ちていたら、
あの戦いに負けていれば、随分違った人生を歩んでいただろう。」と
僕もあの時、負けていれば、失敗していれば、
その「たられば」を想像する。
2018年3月9日金曜日
ヘッドライト(原題の直訳は、『重要性のない人々』)
大御所ジャン・ギャバン主演のフランス映画。
フランス映画特有の人生の陰翳を切ない初老の男として好演する。
「男と女」「シェルブールの雨傘」に繋がる不倫・悲恋映画で
主演の男に自分『重要性のない人々』を投影して、
なんともやるせなく、心が重くなる映画だった。
ところで、ヘッドライトは和製英語。ただしくはヘッドランプ。
邦題で感心した名作を少々
「俺たちに明日はない」原題『Bonnie and Clyde』
「明日に向かって撃て」原題『Butch Cassidy and the Sundance Kid』
アメリカ映画に時々見かける主人公たちの名前(安易だな)
「史上最大の作戦」原題『The Longest Day』
「アパートの鍵貸します」原題『The Apartment』
うまいなぁ!たんなるアパートじゃね。
007シリーズも上手です。
昔の方が洋画に付ける邦画名にセンスがあったね。
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